英国から渡ってきた「ローンテニス」を基に、日本で考案された競技で、ラケットを使ってボールを打ち合い、ポイントを競うスポーツです。自分のコートに飛んできたボールをノーバウンドかワンバウンドで返球します。
国スポ（国体）では、2組のダブルスと1人のシングルスを1チームとする団体戦を行います。試合は4ポイント先取で1ゲームを獲得し、7ゲームのうち4ゲームを先取したチームが勝ちとなります。

ダブルスの魅力は、２人のプレーヤーのコンビネーションの妙技にあります。相手の陣形を崩す配球やポジションを変化させ味方のプレーヤーがポイントしやすいようにプレーしたり相手のミスを誘ったりすることもあります。２人が中間ポジションを取り、素早くボレーで返球するダブルフォワードは高度な技術を要するより攻撃的な戦略です。

シングルスは、一人でオールコートをカバーする運動能力とオールラウンドな技術が必要とされます。ショートボールやカットストロークを使った多彩な攻撃、スマッシュやボレーといった華麗なネットプレー、迫力ある打ち合いが見どころです。