１９００年頃アメリカで「インドア・ベースボール」として始められました。野球に比べて大きなボールを使用し、投手は下手投げで投げます。また、出塁者は、投手の手からボールが離れるまで塁を離れることができません。
国スポ（国体）では、7イニングで行われ、7回終了時同点の場合は、8回からノーアウト、走者2塁を設定して試合を再開し、勝敗がつくまで行われます。
ピッチャーの注目点は、男子はダイナミックなフォームから繰り出されるスピードボール、女子は磨き抜かれたコントロールと緩急自在のピッチングが見ものです。
短い投球距離でのスピードボールと鋭い変化球を打ち返すには高度な技術を要します。打つ以外にもセーフティーバントや、ソフトボール独特の打法で歩きながら打つ「スラップ」などを駆使しての守備者との駆け引きはソフトボール独自のものです。
このように、使う道具や大まかなルールは野球に似ていますが、似て非なるソフトボールのスピード感と緻密さが魅力です。