競技内容
スピード
スピード競技は、1周400mのスケートリンクを周回し、ゴールタイムを競う競技です。
競技には、ダブルトラックレースとシングルトラックレースの2種類の競技方法があり、国スポは、シングルトラックレースで行われます。シングルトラックレースは、数名の選手が同時にスタートして競技を行い、予選、準決勝、決勝と勝ち抜く方式で進められます。
実施種目は、500m~10000mまであり、最も短い500mはタイムにより順位が決定されます。1000m以上のレースでは、両側のストレート中央の判定ラインを先頭で通過する回数を規定し、距離により課された回数を完了した選手を優先させて順位を決定する「責任先頭制」が採用されます。たとえ、1着でフィニッシュしても、責任先頭回数を完了していないと順位が下位にランクされ、完了した選手が上位になります。選手たちによる責任先頭を巡る熾烈な駆け引きは競技の見所でもあります。
ショートトラック
ショートトラック競技は、1周111.12mの楕円形のトラックで数名の選手が同時にスタートし、着順を競い合い、各レースの1位、2位が予選、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち抜いていくエリミネーション方式で行う競技です。順位は決勝レース及び順位決定レースにより1位~8位を決定します。レース中はいつでも追い越しができ、その熾烈さが醍醐味ですが、前の選手を押す、あるいは引っ張るなどの妨害行為をすると失格になります。
集団で滑走する競技のため、その中で目まぐるしく順位が入れ替わったり、コースの奪い合いで選手同士が接触したりするなど、とてもスリリングな競技です。また、タイムではなく着順で順位が決まるため、どのタイミングで仕掛けるか、前に出るか等の駆け引きなどが重要なポイントとなります。
リレー競技は、1チーム4名で編成され、各競技者の滑走順と距離は決められていない。リレーゾーンも存在しない。中継の方法はバトンを使用せず、「タッチ」(実際には次の走者の腰を両手で強く押す)により行います。
フィギュア
フィギュアスケート競技は、国際フィギュアスケート連盟が定める「ペアスケーティング」、「シングルスケーティング」、「アイスダンシング」、「シンクロナイズド・スケーティング」の4種目があります。
国スポで行われる「シングルスケーティング」は、(1)規定された演技要素(ジャンプ、スピン等)から構成されたショートプログラム、(2)規定内で要素を自由に組み合わせたフリースケーティングの順で演技を行います。それぞれ国際スケート連盟フィギュア競技規程の基準で採点され、両者の合計点で順位が決定されます。
競技会場
種別 |
市町村 |
会場 |
スピード 全種別 |
八戸市 |
YSアリーナ八戸 |
ショートトラック 全種別 |
三沢市 |
三沢アイスアリーナ |
フィギュア 全種別 |
八戸市 |
FLAT HACHINOHE |
競技会場地 地図
会場名 |
所在地 |
YSアリーナ八戸 |
〒031-0073 青森県八戸市売市輿遊下3 |
会場名 |
所在地 |
三沢アイスアリーナ |
〒033-0151 青森県三沢市南山3丁目116−5 |
会場名 |
所在地 |
FLAT HACHINOHE |
〒039-1101 青森県八戸市尻内町三条目7−7 |